2017年2月4日土曜日

雪の烏帽子山・比婆山(御陵)をスノーシューで周遊 in ひろしま県民の森

【山域】中国山地
【登山方法】雪山
【天気】晴れ(庄原市西城町11/-3℃)
【距離】6.4km
【コースタイム】
駐車場(9:00)-出雲峠避難小屋(9:50)-烏帽子山(11:00)-比婆山(11:20)-スキー場トップ(12:00)-駐車場(12:30)

 よっしゃいい天気だ。積雪も十分ある。こりゃ遠征したかいがある。去年来たときには、早々とスキー場が閉鎖されていたからな。雪がわずかに残ったゲレンデ往復だったからな。今回は、当初の予定通り周遊コースを行くことができるのがうれしいね。
 毛無山へ登る人もそこそこいるようだ。往復するのか、毛無山経由で烏帽子山を周遊するのか、それはこのトラックだけではわからない。でも足跡の量から見るとそんなに多区の人は登っていないだろう。
 10分も歩くと、なんかもう使っていなそうなキャンプ場管理設備があった。宿泊棟は廃墟感漂ってるな。トイレは使えそうだな。キャンプ場としてのみ生き残ってるのかな。
 いい天気だし、冬枯れて明るくて気持ちいい森だな。さすが「ひろしま県民の森」というだけあって、よく守られている。この辺りは、夏道のくぼみがくっきりとわかる。トレースしやくてよい。ただテープのたぐいは全くないので、吹雪くとやばい感じがする。
 久しぶりに立派なつららを見たな。ポタポタどんどん融けてる。さっきアンダーパンツを脱いだけど、今度はジャケットを脱いでバックパックにしまう。すげー暖かい、まるで春山のようだな。やっぱり西は同じ日本でもずいぶんと暖かいんだな。
 左手の谷から植林の杉林が上がってきた。右手にはけんみんの森の自然林が広がっている。出雲峠への登山道は、その間に伸びていく。仕事道を利用したんだろう。
 出雲峠の避難小屋は、まあ避難ならできるな。でも予定宿泊には使いたくないな。窓ガラスも割れていた。想定外の吹雪にでもあったら逃げ込むなら耐えれるかな。まあ、中で焚き火はしているみたいで使われているみたい。トイレは、とても使用できる状態にあらずなり。
 実際の出雲峠は避難小屋から100mほど登ったところだ。ここまでなら木々の間隔も広くて急なところもなくクロスカントリースキーで遊ぶのにいい感じ。天気が悪くても避難小屋で休めるし。
 出雲峠からは、左に曲がってコースを登っていく。杉の人工林に入っていくと、森が薄暗くなる。さっきまでの明るい森がうそみたいに感じる。やっぱり天然の落葉樹の森は明るくていいな。
 烏帽子山が近づいていくると、少し登りが急になってきた。植生も再び天然林に戻り明るくなってきた。雪が柔らかいので、登りやすい。この雪質と斜度なら厳冬期でもクランポンが必要なることはない。
 伯耆大山が見えた。いい天気だな。大山はきれいに白く染まってるな。日本海に近いし、高さもあるし雪雲が正面からぶつかるからな。西の富士というだけあって、きれいな末広がりなシルエットをしている。
 烏帽子山山頂は、やっぱりどこだかわからない。この烏帽子岩が山頂なのかな。それとも去年のポールが正しかったのかな。烏帽子山という名前のわりに平らな山頂だな。烏帽子のように尖っているわけではないんだ。
 大膳原・出雲峠・比婆山御陵の指導標が建っていた。下調べ不足で、この大膳原という地名がどこを指しているのかわからない。名前からして平らそうな場所なんだろうか。それともなんだか神の膳を指しているんだろうか。
 おお、あっちの山は山スキーによさそう。今回は、スノーシューで歩いてみて、山スキーで遊べるかの下見も兼ねていたが、間違いないくあっちの山はいい。地図を見ると吾妻山というのか。家に帰ったらネットで記録があるか調べてみよう。
 次は、比婆山へ直線900m、いったんサドルに降りてゆるやかに比婆山に向かって登りかえす。この区間は、けっこう木が覆い茂っているが、スキーで歩けないほどのことはない。
 相変わらずテープがないが、中間地点を示す指導標が顔を出していた。これでコースとしては正しいことはわかる。トラックもあるし、前回もここを通ったんだよな。
 スキーのトラックも出てきた。スキー場から往復で登ってくる山スキーヤーもぼちぼちいるな。周遊する人は少ないか。去年来たときも他の人は比婆山踏んで下山してたからな。
 比婆山のポールは、ちょこっと顔を出している。去年は、こんだけ出てたんでどれだけ、雪が少なかったのか。今年は、気象庁のデータを見ると平年比91%なんで、いつもどおりの積雪がこのくらいなんだろう。過去データを見るとだいたい1mほどの積雪があるみたい。
 おにぎりが凍っていない。四国の山でもそうだけど、標高が低く、気温が高いので、持っていく食べ物がいつも通りでいいのは楽だな。本当の雪山だったら、おにぎりなんてガチガチ&パサパサになっちゃうからな。
 赤いテープは、ほぼないと言っていい。先行者のトラックを追っかける。前回もそうだったな。スキーのトラックとスノーシューのトラックそれぞれが微妙に違うコースで降りていく。
 公園センター2.0kmへ降りていく。なんだかトラックが本来のコースより左に向かっているような気がするが、そのまま従って降りていく。ここまで来たら、わざわざ地図とコンパスでコース修正するのはめんどくさ(笑
 あれー、スキー場にでちゃった。もう仕方なない。登り返してコース修正するのはめんどくさいし。このまま端っこを降りるか。ピステの斜度結構あるな。先行者のトラックも端っこ歩いてるようだし。まっ、いっか。
 なんだか予定より3時間近く降りちゃった。スキー場で遊んでいくか。

ひろしま県民の森 駐車場(公園センター内トイレあり) 無料
佐白温泉 長者の湯 400円(JAF優待で350円)

服装メモ
EXPアンダーウェア+R1+アウタージャケット
EXPアンダーウェア+アウターパンツ
ウィンドストップグローブ
ハット

移動メモ
高知 19:00出発 中国道 大佐SA 22:30着
大佐SAって24時間フードコートとかお土産屋があいてない!
無料はありがたい
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